《表5 圃場および人工気象箱の同一温度条件で登熟した場合での旧来の北海道良食味品種と東北以南の良食味銘柄米品種の食味特性[16]》

《表5 圃場および人工気象箱の同一温度条件で登熟した場合での旧来の北海道良食味品種と東北以南の良食味銘柄米品種の食味特性[16]》   提示:宽带有限、当前游客访问压缩模式
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《"日本の寒地,北海道におけるうるち米良食味育種(日文)"》


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注:1)北海道旭川市,宮城県古川市,新潟県上越市の3圃場で登熟した産米の平均値。播種期調節などにより出穂期と登熟温度を近接させた。2)人工気象箱における低温と高温処理は各北海道旭川市,北陸地域新潟県上越市の登熟期の気温を想定した。3)分析標準品のアミロース含有

アミロースは登熟温度と正の相関関係にあり,年次変動が大きいため正確な数字を示すことは困難であるが,「ゆきひかり」育成以前の多肥多収品種「イシカリ」などの22%から「きらら397」「ほしのゆめ」の20%まで,2%程度が低下したと思われる(図8)。しかし,東北以南に比べ北海道は登熟温度が低いため,「きらら397」「ほしのゆめ」でもアミロースがやや高かった。また,同一の登熟温度条件では北海道旧来の良食味品種と東北以南の良食味銘柄米品種との間にはアミロースに差が認められなかったとの報告もあり[16](表5),東北以南の良食味品種を母本とした育種ではさらなる低下は難しいと考えられた。