《规制缓和と雇用·失业问题》

はじめに3

序章 深刻化する雇用·失業問題と規制緩和論11

第1章 規制緩和の経済的背景とそのねらい27

１　構造不況下の日本経済29

２　輸出主導型蓄積行動の困難31

３　日本企業の海外展開と国際分業体制の成立34

４　「高コスト」構造論39

第2章 雇用の弾力化と労働市場の規制緩和政策49

１　雇用の弾力化と規制緩和の意味するもの49

２　一九九〇年代のリストラ、雇用の弾力化53

３　雇用の弾力化を支える規制緩和政策61

４　雇用の弾力化、規制緩和は何をもたらすか65

第3章 規制緩和は何をもたらしつつあるか77

１　労働者派遣法の規制緩和と派遣労働の新動向77

２　「実態調査」規制緩和下における都市銀行労働者95

第4章 労働基準·労働市場の規制緩和と女性労働者127

１　労基法における女子保護規定の成立から撤廃にいたる経緯128

２　規制緩和がもたらしたもの135

３　男女共通の時間外労働?深夜業の規制にむけて145

第5章 欧米における規制緩和政策と雇用の実態153

１　アメリカ合衆国の規制緩和政策と雇用の実態153

２　ドイツの規制緩和と非正規雇用183

３　イギリスにおける雇用の弾力化と規制緩和200

第6章 規制緩和·雇用創出論の批判的検討217

１　「排出」される産業と「創出」される産業218

２　「雇用増」はあるか221

３　産業間労働移動はどうなるか228

４　増加する雇用は安定的雇用となるか234

終章 規制緩和と民主的労働力政策確立のたたかい241

１　どのように変質してきたか243

２　「雇用福祉省」は何をもたらすか250

３　規制緩和が究極にもたらすものと日本経済について255

４　規制緩和と民主的労働力政策確立のたたかい257