《有事社会の危机管理 混迷の时代をどぅ生きゐか》

第1章 企業の危機管理11

「被害者なき犯罪」が発覚する時13

企業内部から生じるリスクマネジメント17

ロッキード事件と摘発手法24

暴力団には“たらい回し”で対抗せよ37

右翼の街宣には民事の仮処分で42

例外的な危機管理の場合とは45

会社も担当者もマイナスを極小にすべく考えよ50

最終的には良心の意識52

第2章 オウム事件が教える危機管理55

彼らはなぜオウムに入ったのか57

新興宗教と政治家の責任61

麻原の訴因変更をした背景66

検察側の戦略を読むと71

弁護人の使命とは77

破防法適用について82

第3章 制度疲労の危機管理87

護送船団方式と官民の癒着89

横ならびで腐る業界と役人と政治家93

キャリアとノンキャリアの差異95

役人の汚職は減っている？！103

腐敗役人の淘汰方法110

若い米国人が作った少年法119

刑法もまた限界に129

ヨーロッパにおいては予審制が主流131

第4章 犯罪統計で読む危機管理135

歴史から学べない新井代議士の自殺137

自然犯と特別法犯138

殺人事件の検挙率はいい日本142

少年犯罪凶悪化の原因は145

外国人犯罪のターゲットは日本152

高齢化社会の落とし穴?老人犯罪154

第5章 二十一世紀社会の危機管理157

二十世紀は欲望実現の世紀だった159

人口の大爆発をどうするか164

しかし日本は高齢化社会に166

思想の時代を作るべき168