《インタ一ネットと法 （第三版）》

はじめに1

第１章 インターネット上の表現行為と表現の自由13

はじめに13

１　インターネット上の表現行為の規制14

２　インターネット上の表現行為の規制と表現の自由27

３　インターネット上の表現行為の規制の合憲性31

４　関連する問題38

第2章 インターネット上の名誉毀損と表現の自由49

はじめに49

１　名誉毀損と表現の自由に関する既存のルール50

２　インターネット上の名誉毀損62

第3章 インターネットとわいせつ罪85

はじめに85

１　サイバー·ポルノと刑法１７３条85

２　わいせつ物公然陳列罪の適用上の問題点93

３　海外のサーバーへのアップロードと刑法の適用106

４　プロパイターの刑事責任？109

第4章 電子商取引の法律問題121

はじめに121

１　電子商取引のインパクトまたは効用122

２　電子商取引のためのIT関連施策126

３　従来の商取引との比較における特徴129

４　電子商取引をめぐる法的限界155

５　契約による解決とその限界155

６　海外の動向157

７　その他の問題点160

第5章 電子商取引と決済169

はじめに169

１　振込取引の仕組み171

２　振込取引の様々な瑕疵181

第6章 電子取引と刑法―詐欺、違法な取引、コンピューター犯罪199

はじめに199

１　インターネットを利用した詐欺200

２　インターネット上の業務妨害?窃盜?恐喝など207

３　公正な市場競争と経済秩序の攪乱213

４　電子マネーの偽造と電磁的記録の不正作出216

５　おわりに225

第7章 インターネットと知的財産法235

はじめに235

１　インターネットと著作権法①236

２　インターネットと著作権法②253

３　インターネットと特許法264

４　インターネットと商標法·不正競争防止法275

第8章 インターネットによる国際的な民事紛争と裁判297

はじめに297

１　国際的な民事紛争解決の基本的な法的枠組み298

２　インターネットによる国際契約の紛争の特徴303

３　インターネットによる国際的な消費者契約的事件の国際裁判管轄305

４　インターネットによる国際的な消費者契約の準拠法313

５　インターネットによる国際的な不法行為322

参考文献337