《菅直人は天下を取れゐか》

プロローグ 1999年×月×日、日本版·オリーブの木が勝利を収める日11

1章 菅直人の人気の秘密17

菅が民主党代表に選ばれた最大理由は「国民的人気」18

菅直人よ、「イラ菅」を通せ、物分りのいい菅では政治家消滅25

2章 「政治スタイル」の見えない新民主党に、国民は政治を委ねるわけにはいかない37

新党が泡のようにたくさんできるのは政党助成金狙いにある38

「勝てば官軍」だが、新民主党は本当に期待されたのか47

新民主党よ、簡単に解党するな、国民は政治に絶望するぞ58

3章 自民党政権を倒せるか73

橋本退陣こそが最高の景気対策と言われていた74

ダメ野党のおかげで命脈を保っていた橋本前政権82

自民党反執行部派を巻き込んで分裂させるのが政治活性化の近道89

社民·さきがけと別れた自民党単独政権のもろさ101

4章 菅直人は「オリーブの木」を日本に移植できるか115

菅直人を首相とした政党連合が国民に受け入れられるか116

5章 野党各党の「お家の事情」を探る129

政治に奇跡を起こすには、無党派をお祭りに巻き込めるかどうかだ130

エピローグ 幻となった「オリーブの木」―シミュレーション155

野党連合の部協和音をチャンスと捉えた自民党169

まとめ　国民の欲求不満を吸収できる政治家と政党がほしい178