《日本の经济思想家たち》

自由主義経済学受容期研究の問題点3

はじめに3

１　西欧経済学受容過程の複雑性10

２　経済学制度化の国際比較18

３　近世と近代との連続·非連続25

古典派経済学と近代日本―わが国への古典派導入前史を中心として37

１　序言37

２　時代区分39

３　１８６３年―１８８８年42

４　１８８８年―１９０７年47

５　１９０７年―１９２０年50

近代日本の社会思想66

１　序説66

２　明治前期68

３　明治後期74

４　大正デモクラシーの社会思想78

５　マルクス主義の展開84

６　ファシズム下の社会思想88

雑誌が拓いた近代日本―『東京経済雑誌』創刊110年に寄せて97

１　パックス·ジャポニカの予言者田口叩吉98

２　日本の百科全書家田口叩吉100

３　雑誌史·雑誌研究史102

４　総合的な研究をまざして108

天野為之の経済思想―『勤倹貯蓄新論』を中心として112

１　石橋湛山の天野為之論112

２　エコノミスト天野為之116

３　教育者天野為之118

４　明治英学と天野為之122

平生釟三郎の経済思想―J.S.ミルとの対比において130

１　エコノミスト平生釟三郎130

２　不労所得批判134

３　労使関係改良論143

４　貿易·移民論147

柴田敬先生 人と業績164

はしがき164

研究者への道165

第一期167

第二期171

第三·四期175

柴田敬『転換期の経済学』について180

マルクス経済学者白杉庄一郎―遺稿『価格の理論·景気循環論』に寄せて184

二本足の経済学者―内田義彦小論190

日本経済学史における河上肇―『貧乏物語』と『経済学大綱』を中心として199

河上肇と中国223

初期の河上肇における経済学と社会主義228

河上肇の評論活動―『河上肇評論集』解説255

河上肇と大正デモクラシー―河上肇におけるミルとマルクス260

河上肇 人と思想-志士·文人·学者272

岡田与好『自由経済の思想』293

ヒライアツコ『個人主義と社会主義』300

逆井孝仁教授の業績について308