《日米友好时代は终つた》

はじめに1

第1章 円高不況時代の到来9

１　戦前戦後に共通する“日本悪玉論”11

２　不況克服を大陸進出に賭ける日本財界15

３　それは日本資本主義の危機が引き金22

４　米の対日経済謀略の本質を見抜け25

５　戦後四〇年目の敗戦?無条件降伏30

６　日米対決か日米協調か35

第2章 米中ソと日本の国家利益49

１　対ソ戦略の最前線に位置51

２　「米ソ恐怖時代」の幕明けと極東情勢54

３　日本の経済力を安売りするな！57

４　米中ソ?新三国干渉に抗せよ！61

第3章 米ソ超大国の世界支配65

１　武器輸出と地域紛争67

２　核の独占と恐怖支配70

３　演出された「冬の時代」76

第4章 「YP体制」と日本の岐路81

１　米ソの世界再編策動に変化の兆し83

２　「新ヤルタ体制」の狙い90

３　「YP体制」と日本の国家戦略95

４　戦略家の養成が急務99

５　日本の新時代103

第5章 経済大国への道を再考する111

１　なぜに経済大国となったのか113

２　産業の空洞化と国家の空洞化118

３　利益のために無国籍化を図るソニー123

４　西欧科学文明の終焉129

５　東京サミットで露呈した対日経済報復の構図133

第6章 新国家主義者としての企業批判137

１　ネット?ナショナリストと企業批判の論理139

２　国益に反し多国籍＝無国籍への道を歩む日本財閥141

３　貿易摩擦の元凶?トヨタ自動車146

４　通産省自動車課が業界と癒着か！156

５　企業モラルを厳しく問う166

第7章 中共に翻弄される日本企業169

１　日本経済界の「中共ブーム」は危険が一杯171

２　再び問う「中共ブーム」に危険はないのか176

３　上海騒乱事件で失速した経済改革183

第8章 米国傭兵化への道を歩む自衛隊191

１　最重要課題は防衛問題192

２　「スター?ウォズ」と日本197

３　国軍なき国家に未来はない202

４　新たな対米摩擦として浮上したGNP一％枠突破問題207

５　「日の丸FSX」を貿易摩擦とリンクさせるな！217

６　国家理念なき現代に「国防」を問う222

第9章 戦後民主主義と議会政治233

１　虚構の上に立つ“戦後民主主義”235

２　なぜ保守圧勝だったのか241

３　袋小路に追い込まれた国家基本問題246

４　戦後総決算は挫折した256

５　民族の活力を焕発せしめよ270

第10章 国家目標と日本的世界観281

１　国際化とは何か289

２　歴史に何を学ぶか289

３　日本的世界観を呼び醒せ296

４　日本国家はどうあるべきか302

あとがき306