《贸易黒字·赤字の经济学》

序章　不条理な黒字非難3

I3

II18

III34

第1章 日米経済摩擦の回顧と展望39

１　日米経済摩擦の回顧39

２　日米経済摩擦をめぐる「妄説」45

３　日米市場の閉鎖性·開放性64

４　日米経済は弱体化したか？78

５　日本の「経済力」の脅威81

６　冷戦後の日米関係88

７　米国に望まれること89

８　日本にとっての課題91

第2章 なぜ貿易黒字が続くのか97

１　経常収支問題理解の四つの鍵97

２　趨勢的経常収支の理論モデル99

３　国際資本移動の役割102

４　経常収支の循環的変動104

５　輸入障壁引き下げの効果106

６　持続的貿易黒字の「原因」108

第3章 日米の経常収支不均衡の現状評価111

１　貿易黒字·赤字に関する初歩的誤解111

２　持続的貿易赤字は不健全か119

３　経常収支と資本収支122

４　失業と貿易赤字·黒字129

５　米国にとって貿易赤字削減は必要か？131

６　日本にとって貿易黒字削減は必要か？134

７　米国にとってのコベルにクス的転回の必要139

第4章 国際収支のマクロ経済分析145

１　マクロ経済学的分析の重要性145

２　マクロ変数の趨勢的部分と循環的部分153

３　フロート勢下の国際収支：二国モデル161

４　趨勢的国際収支に関する古典派的モデル176

５　経常収支の循環的変動185

６　財政政策の効果195

７　輸入障壁引き下げと規制緩和の効果200

８　為替レート変化と経常収支208

９　マクロ経済学における「原因」と「結果」213

１０　「小宮理論」とは何か216

１１　「小宮理論」と国際投資225

第5章 経常収支対策の諸問題249

１　経常収支対策の景気対策249

２　「失業の輸出」263

３　直接投資と経常収支272

４　経済的議論と政治的議論273

終章 主要な結論289